「ゆきわりの会」4月定例会に参加してきました。

2021年04月13日

昨日、不登校親の会「ゆきわりの会」4月定例会が開催され参加してきました。同時に不登校当事者の会「オンリハ」も開催され、当事者3名を含め、15名の方が参加されました。
今回も当事者、保護者、支援者などいろんな立場の人が参加され、それぞれの現状、悩み、思いなどをお話しされました。初めて参加の方もいらっしゃいましたが、皆さんが自由に活発にお話しし、それぞれの悩みや思いなどを共有することができました。初めて参加の方もいらっしゃいましたが、初めての方でも気軽にお話しできる雰囲気であり、それぞれがそれぞれの立場でお話しされますが、当事者目線を大切にしている感じがいつもします。私自身「ゆきわりの会」発足当初から参加していますが、この会に何度か参加されてる方々が回数を重ねる度に表情が柔らかくなり明るい笑顔を見せるようになっていく様子を多く見てきました。この会は参加者の諸問題の根本的な解決を目的とはしていませんが、参加された皆さんが悩みや思いなどを共有でき、皆さんが笑顔になれる素敵な居場所になっています。
不登校当事者の会「オンリハ」では人生ゲームで盛り上がり、参加者の楽しそうなトークと笑い声が会場内に響き渡っていました。当事者による当事者のための当事者の場が「オンリハ」です。「オンリハ」は「支援する・される」といった関係ではなく、「当事者目線」でそれぞれの存在や考え方を尊重し、認め合い、お互いの気持ちを大切にしていると感じます。
「ゆきわりの会」「オンリハ」のようなそれぞれの悩みや思いを共有できる場は必要です。しかし、そういった場があることを知らない方がまだまだ多いです。また、困ったときに「助けて!」と言えるような環境づくりも大切だと思います。フリースクールヒュッゲでもご相談受け付けておりますので、一人で問題、悩みなどを抱え込まずに悩んでいること、不安なことなどをまずはお話ししてみてはいかがでしょうか?