「正義」について考えてみた…

2020年07月31日

「正義」とは、某SBグループのトップではなく(笑)、~倫理、合理性、法律、自然法、宗教、公正などに基づく道徳的な正しさに関する概念である。日本語の日常的な意味においては、道理に適った正しいこと全般を意味する。~(ウィキペディアより)だそうです。
何年か前にマイケル・サンデルの白熱教室という番組でをよく観ていたのですが、いくつかの例を挙げながら「正義」について学生同士やマイケル・サンデルと議論している内容がとても興味深く、スリリングな議論にわくわくしながら「正義」についていろいろと考えさせられました。
マイケル・サンデルの白熱教室では一つの正解を求めるのではなく、議論を通して「正義」の本質について深く考えていました。
私自身、子どもたちや親御さんや学校などと係ることが多いですが、その中で特に大人が自分の「正義」の価値観を子どもたちに押し付けすぎではないかととても感じることがあります。その人にとって正しいことが他の人にとっても必ずしも正しいとは限らないということと自分の物差しで測った「正義」を他人に押し付けることにより相手を傷つけたり、相手の良さ、個性をも奪うことにもなったりします。「正義」は人を傷つける刃にもなります!!!
自分自身もいろんな人から相談を受け、いろいろとアドバイスを求められることがありますが、一番気をつけているのが「社会」や「正義」の名のもとに自分の価値観を押し付けてはいないかということです。「社会」も「正義」も時代によって変わっていきます。人生いろいろ、「正義」もいろいろだと思います。
感じるままに思うままにくだらないしがらみにとらわれないで自由に自分の人生を楽しく生きる、一度限りの人生を死ぬまで楽しんでいきたいと思う八月一日の夜更けでした(笑)