あれから10年...

2021年03月06日

東日本大震災から今年の3月11日で10年になります。
震災発生後、何度か震災現地を訪れてきましたが、今回は南相馬市の小高にある双葉食堂さんに行ってきました。双葉食堂さんを訪れた理由は美味しいラーメンだけでなく、双葉食堂さんのある小高の被災者を三条市が受け入れたことから三条市と双葉食堂さんにご縁が出来たことを先日のテレビの放送で知ったからでした。
ラーメン好きな私にとってはラーメンそのものがとても魅力的で、実食してみて申し分ない美味しさで毎日食べたい美味しさでしたが、お店の人たちの人柄も温かく、とても居心地の良い雰囲気でお腹だけでなく、心も満たされました。
またお店には地元の小学生が書いた素敵な折句が掲示されており、それを読んでとても感動しました。下記の文が折句です。

こんなラーメンをめざします
たたび
のしかった日々をとりもどし
ーちゃんがつくるラーメンを
あわせをかんじながら
くたべたあの味をおもいだして
らしゆたかで
んどんたべれる
まいラーメンを作ります


双葉食堂で美味しいラーメンを食べた後は太平洋や震災の現場などを観てきました。
海岸沿いの震災現場はまだまだ震災復興半ばでしたが、新しい場所に素敵な道の駅が作られていたりと復興に向けて進んでいるところもありました。
10年前の震災から何度か震災の現場を訪れてますが、未だに空気が重く感じるところが多いです。毎回、現地に行くと自然の前では人間という存在は小さなものなんだなと感じています。
それでも双葉食堂でラーメンを美味しく食べて、笑顔になっている姿に気持ちがほっこりしました(*^-^*)

Ramen makes us happy!!