あれから14年...

2021年07月16日

2007年の7月16日に中越沖地震が発生してから今日で14年となりました。発生当時は地元で家庭教師として生徒宅で指導中に大きな揺れに見舞われたのですが、中越地震以来の大きな揺れに驚きました。中越地震発生してから3年足らずで同様な規模の地震が起きるとは思っていませんでした。
中越沖地震は中越沖を震源とし、柏崎市や刈羽村などを中心に大きな揺れや被害がでました。柏崎市は学生時代にとてもお世話になって場所であり、当時、昔から花びらチャーシューで有名な柏崎の名店「そばよし」でバイトもしていました。
3年間近くお世話になったお店だったので震災直後は被災の状況などいろいろと心配でした。少し状況が落ち着いたころに訪問しましたが、お店はなんとか無事でご主人や奥さんやお店の人たちの元気なお姿を見ることができ、私自身が元気づけられました。ちなみに私が本格的にラーメン好きになったのは「そばよし」のお陰で間違いありません(笑)
自然災害の発生の頻度が年々増しているような感じもしますが、いつも思うのが自然の前では人間という存在はちっぽけなものでしかないということをとても実感します。自然に抗うのではなく、自然と共に生きる生き方がこれから益々必要なのかもしれません。それでも人間の持っている可能性というものも信じたいと思う自分もいます。
7月も後半に入りましたが、例年と違うのは7月に入ってからの相談件数の増加です。今までは、夏休み後など長期休暇後のご相談はよくいただいてました。今の現状について考えると、これまでにかなりストレスフルな状態に子どもたちや親御さんたちが置かれ、限界ぎりぎりの中で学校生活、家庭生活を送らざるを得ない状況が広がっていおり、学校、家庭だけではもうどうしようもない状況であることがわかります。
コロナ禍以前からフリースクールのような学校、家庭以外の居場所の必要性を訴えてきましたが、今後は益々フリースクールのような学校、家庭以外の居場所が必要になってきます。学校、家庭以外の居場所の選択肢の一つがフリースクールですが、認知度の低さの問題や経済的負担の問題などまだまだクリアしていかなれけばいけない課題がたくさんあります。生きづらさを感じている人や未来を担う子どもたちのためにもこれらの課題を一つ一つクリアしていき、多様な学び、居場所の選択肢を増やしていきたいです。フリースクールヒュッゲの活動のご支援、ご理解、ご協力を改めて宜しくお願い致します。
最後に大切なことをお伝えいたします。「そばよし」のラーメンは美味しいです!!柏崎にお越しの際はぜひお立ち寄りください!!!