不登校生のオンライン授業に係る要望書を提出してきました。

2020年07月17日

本日、三条市で不登校支援をしている主な団体~不登校の親の会「ゆきわりの会」、フリースクールヒュッゲ、不登校児・家族支援seizei、一般社団法人おもいやり育英会~の連名で「不登校生のオンライン授業に係る要望書」をゆきわりの会代表の宮島さんと共に三条市教育委員会に提出してきました。
今回は直接、三条市教育委員会の教育長に直接要望書をお渡しすることができました。また、教育委員会の方とオンライン授業に係るお話しだけでなく、三条市の教育事情、不登校事情などについての情報共有する機会もいただけました。実際お会いしていろいろとお話しを伺いましたが、十分とは言えなくても、三条市や学校でもいろいろとやれることはやっていることがわかりました。コロナ禍以前から教育分野でのICT化が言われていましたが、今回のコロナ禍を受けて、教育現場でも具体的にICT化に向けて動きだしていることがわかりました。来年には全児童、生徒一人一人にタブレット配布をしていくそうです。オンラインでのリモート授業を今回のコロナ禍で取りれていたとのことですがまだまだ改善の余地があると仰っていました。リモートにはリモートの良さがあるので、それを活かしたオンラインの授業などできるようになればと思います。
Wi-Fi環境については学校からのアンケートによると90%はとりあえず問題なく、Wi-Fi環境を要求しているご家庭はなかったとの回答をいただきましたが、フードバンクなどの実際の現場の声からはWi-Fi環境を要望しているご家庭もあることを教育委員会にお伝えすることができました。アンケートの取り方にも少し問題があったので、アンケートを改善し、より詳細なデータを取ったうえでそのデータを分析し、出てきた問題、課題に対応していくとの回答をいただくこともできました。
こういった形でオンラインに関することで三条市教育委員会に要望を出されることが今までなかったとのことでしたが、これからも子どもたちのために官民お互い今まで以上に連携する機会を頂けたのは良かったと思います。
三条新聞さん、新潟日報さんも取材に来ていただけたのでどんな記事になっているのか楽しみです。