我慢について~「必要な我慢」と「無駄な我慢」~

2020年06月19日

昨日の集まりの話の中で「我慢」についての話がありました。この集まりは中小様々な企業の経営者が集まり、主に商談したり、人脈づくりの場となっています。参加者は各企業の代表、経営者が多いのですが、社会、会社、組織において「我慢するスキル」が必要なのかどうかという話をする機会がありました。改めて「我慢」について考えてみました。
私自身「我慢は良くない」と思いますが、人生で何も我慢せずに生きていくことは不可能です。実際、生きてく上で何らかの「我慢」をしています。ただ我慢には限界があり、我慢し続けるのは難しいです。
では、「必要な我慢」と「無駄な我慢」とはどういったものなんでしょうか。
我慢するときに「我慢の先に何があるのか」というヴィジョンがあるかないかです。
「自分は何の為にこれをやるのか」という意識を持つことで、「必要な我慢」が将来に繋がるものになります。
「我慢」は自己否定することではありませんし、他者からの「誹謗中傷」、「暴力」に耐えることではありません。「無駄な我慢」、「しなくていい我慢」といった悪い我慢を続けても誰も幸せになりません。自分の可能性が潰され、目標の実現にも繋がりません。また、我慢することを美徳と考え、「悪い我慢に耐える自分」を正当化することにも問題があります。
「悪い我慢」を続けていることで、「なぜ、自分だけがこんな思いをしなければいけないのか」という被害者意識を持ったり、ネガティブな感情に支配されるようになります。自分が生きている意味が分からなくなり、人生を絶望して生きることになります。
そういった「無駄な我慢」からの解放は必要だと思います。
「自分の人生、自分で選択し」、一度きりの自分の人生エンジョイしたいです!!!