改正社会福祉法について…

2020年08月03日

昨日のランチでの話の中で改正社会福祉法に関連する話題が出たので改正社会福祉法について考えてみました。
地域共生社会の実現に向け、市町村の相談体制を強化する社会福祉法などの一括改正法が6月に可決、成立しました。施行は2021年の4月1日からです。
今回の法改正は市町村が任意で行う新事業を設け、既存制度の国の補助金を再編して交付金を創設、孤立した人が社会との繋がりを取り戻せるよう、専門職が継続して伴走できるようにし、運営に当たってはソーシャルワークを重視するとのことです。また、「断らない相談支援」「参加支援」「地域づくり」をセットで行うことを想定しています。
私自身、就職氷河期世代ど真ん中で、ひきこり・介護・貧困などの複合的な課題を抱える家庭に対し、縦割りをなくした自治体がワンストップで対応できるよう国が支援していくことには賛成です。特に最近、話題になっている「8050問題」は貧困や病気、心身障害など複数の問題を抱えている場合が多く、官民ともに問題に積極的に取り組み、国が支援していくことはいいことだと思います。
この法改正により声なきニーズに耳を傾け、声なき声に応えらえる環境づくりが進んでいってほしいです。