日常と非日常の狭間で…

2020年05月31日

六月が始まりました。緊急事態宣言も解除され徐々に日常の生活に戻りつつありますが、以前のようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。このコロナ禍により学校が長期休校となり、今まで経験したことのない非日常の生活を続けてきた方が多いと思います。学校に行かない、行けない生活が非日常と思われますが、コロナ禍以前から不登校の子どもたちにとってはそういった生活がある意味日常であり、今までの生活と何ら変わない人もいらっしゃいます。このコロナ禍で子どもたち以上に大人たちのほうが過剰に不安になったり精神的な乱れが出ていた方もいらっしゃったかもしれません。
そういった状況の中、コロナ禍以前から不登校だった子どもたちの中にはみんなが休校状態になることにより気兼ねすることなく生活でき、精神的負担が減少した子どもたちもいました。自粛生活により家庭で親御さんともに過ごす時間が増えていく中で、家でできることにいろいろとチャレンジしていた子もおり、大人以上に子どもたちの成長が見られた方もいました。
六月からは学校生活が通常通りに戻っていきそうですが以前のようになるかどうかはわかりません。コロナ禍での長期休暇によりなかなか生活リズムを戻すことができない方もいらっしゃいます。日常と非日常の狭間で不安や悩みを抱えている方のためにもフリースクールヒュッゲは居場所提供をし、少しでも不安や悩みの軽減のなれればとご相談も今後も受け付けていきます。学校、家庭、行政などと連携し、未来を担う子どもたちのためにもこの難局を乗り越えていきたいと思います。

*戦国武将シリーズ完成したので写真を添付しました(笑)戦国武将の力も添えて疫病退散!!!