499人 過去最高

2021年06月27日

昨年1年間に自殺した小中高生が499人と前年よりも100人増え、国が統計を取り始めてから過去最高となりました。6月、8月、11月が特に増加しており、長期一斉休校明け、夏休みの短縮、学校行事の中止された時期でもあります。
在宅時間が長くなり、家庭に居場所を感じられない子どもにとっては自分の居場所がなく息苦しい思いをしていたり、また、学校での行事や活動が中止され、目標や達成感を得る機会を失われたりしたことが自殺に至った背景の一つであるとも言われてます。
例年、長期休暇明けなどで子ども、若者の自殺者が増える傾向にありますが、子ども、若者だけではなく、大人も含め社会全体の問題として早急に対応をよりとっていく必要があるとともに、「居場所」を必要としている人が利用できる「居場所」をもっと増やしていく必要もあると思います。
学校でも家庭でもそれ以外の居場所でもいいのでその人にとって必要な「居場所(寄り添える人)」が今一番必要なことかもしれません。
自分自身もそういった「居場所」になりえるように成長しないとですね!!

「苦しかったら学校なんて来なくていいんだ!」「苦しかったら学校来なくていいんだ!」「学校なんか来なくたっていいんだ!」(今週のひきこもり先生より)