非言語コミュニケーション

2021年01月13日

ヒュッゲにはいろんな子たちがやってきます。よくおしゃべりする子がいれば、コミュニケーションが苦手な子がいたり様々です。ヒュッゲに来る子たちは比較的、言語的コミュケーションがあまり得意ではない人が多いと感じますが、皆さん、共通して何らかのコミュニケーション手段は持っています。特に非言語コミュニケーションが秀でている人が多いです。非言語コミュニケーションにもいろんな形がありますが、身体などで気持ちや思いを伝える人がいれば、絵や音楽などで自分の気持ちや思いを表現することが得意な人などいらっしゃいます。私自身も絵画や音楽など大好きで、芸術などを通し、自分の思いや気持ちなどを表現できる人をとても尊敬いたします。
ヒュッゲに来る子たちの多くは絵が上手な人が多く、彼らの絵にはとても感銘を受けます。言葉でのコミュニケーションが難しくても、絵などを通してコミュニケーションが取れ、それを通しお互いが笑顔になれる瞬間がとても心地よく感じます。
フリースクール、不登校支援などの立場から見て、学校や社会などにおいて自己表現できる場がまだまだ少ないと感じます。またその多様な自己表現を許容できる環境も足りないとも感じています。
また、コロナ禍によりライブやコンサート活動など制限されたりしていますが、「文化」というものの大切さ、必要性を実感させられています。人が人として生きるためには「文化」は必要だと思います。
その「文化」を守り、伝えていくにも表現者が必要です。表現の形は人それぞれで様々です。どんな形であれ「自分」を表現できる人は素敵だと思います。自分の人生は誰のものでもなく自分のものです。一度限りの人生を楽しく生き切りたいですね(*^-^*)