いきものがかり誕生?とラジオの周波数?

2019年10月25日

お陰様で、最近、新しい仲間が増えました。場面緘黙持ちなので、初対面や新しい環境など緊張状態になると場面緘黙になるお子さんでした。案の定、最初来たときは極度の緊張で場面緘黙状態で早くこの場から去りたい感じでしたが、いろいろと話しかけていくうちに頭でうなずいて返事をするようになりました。いろいろと話を進めていくうちに徐々に表情が柔らかくなってきたのですが、魚を飼っているとの話をしたら、とても表情がやわらかくなり、いろいろと魚の話をお互いにするようになりました。
それをきっかけに好きな食べ物、アニメ、ゲームなどの話などいろいろとお話しできるようになりました。
彼の魚と魚の飼育の知識は半端なかったです。ヒュッゲのいきものがかり担当大臣候補となりました(笑)
場面緘黙持ちであろうとなかろうと初対面の人とお話しするのは私自身も緊張します。何に興味を持っているのかとかどんな話を聞きたいのかいろいろと試行錯誤しますが、まるで昔のラジオを周波数合わせみたいな感じだといつも思います。プロ野球中継やオールナイトニッポンなど聞きたい番組が一番聞き取れるように周波数を合わせ、周波数がぴったりと合ったときの感動は、人とのコミュニケーションにも通ずるものがあります。
直接、お会いしてお話しするとき、相手が興味を持ちそうな話に周波数を合わせ、会話だけでなく、相手の表情などからうまく周波数が合わせられているかの確認などをしつつ、お互いが自然体でお話しできればと思っています。それぞれ人の持っている周波数は違い、同じ人でもその日の状況や場面で周波数が変わるのですが、その周波数にうまくマッチングした時の感動は得も言われぬものです。
いろんな人、世代の人と会話できるためには様々な知識が必要だと思われますが、それ以上に大切なのはその人の気持ちにどれだけ寄り添うことができるのかだと思います。
自分自身もまだまだ半人前なところも多々あり、周波数がうまく合わなかったり、自己中心になりがちですが、失敗してもあきらめることなくいろんなことにチャレンジしながら成長していけるようこれからも「楽しみ」ながら頑張ります!!!