キャッチボール

2021年05月02日

最近、教室内でゴムボールでキャッチボールをし始めました。キャッチボールをしていて気づいたことは「適度な距離感が必要であること」「相手が構えてから投げること」「相手が取りやすいボールを投げること」など人間関係やコミュニケーションでも必要な要素がたくさん含まれていることです。
いろんな方からご相談を受けていく中で他人との関わり方について考えさせられることもあります。特に「距離感」についです。親子関係などで大人や子どもとの「距離感が近い=友達のような関係」と一般的に思われがちですが、私自身はそれは問題にはしてません。私が問題にしているのは物理的にも心理的にも子どもから離れることができない親や先生など大人たちの距離感です。もっとわかりやすく言えば「子離れ」が出来ない大人たちの距離感です。親や先生などの大人が先回りしすぎることが多いと感じます。先ほど「相手が構えてから投げること」が大切と述べましたが、子ども自身がミットを構えてない、または構えたくないのに、大人たちが一方的にボールを投げ、そのボールを受け取らないことを子どものせいにして、「子どもとのコミュニケーションが取れない、子どもが何を考えているのかわからない」などという大人が多いと感じます。
私自身も小さいときは人とのコミュケーションが苦手でした。今は割と誰とでもコミュニケーションが取れるようにはなりましたが、小学生のころなどかなりのシャイボーイで、人と話しをしたり、人前で話をすることが苦手でした。今でも基本的にはシャイボーイだと自分では思っています(笑)
それでもコミュニケーションが出来るようになったのは自分から声をかけられるようになったことが大きいと思います。相手から声をかけられると自分のタイミングやペースで話しづらいですが、自分から声をかけるほうが自分のタイミングやペースで話しやすいと感じます。といっても相手によって話しやすい、話しにくいはありますし、基本的にはシャイボーイだと自分では思っています(笑)
言葉のキャッチボールに関しては私自身まだまだ発展途上でありますが、皆さんと心地よい言葉のキャッチボールが出来るようになればと思います(*^-^*)