「依存症」「社会復帰」について語り合う

先日、NPO法人Colorful map主催~「依存症」「社会復帰」について語り合う~のトークイベントに参加してきました。今回のテーマは「依存症」「社会復帰」ということで、薬物依存症の当事者でもある新潟ダルクの田中さん、ASK認定依存症予防教育アドバイザーの田村さん、NPO法人Colorfulmap副理事で自身も不登校、摂食障害、アルコール依存症などを経験された中村さん、虐待、統合失調症、引きこもりの当事者であるダイバーシティインクルージョン芸人の藤井さんに加え、新潟お笑い集団NAMARA代表の江口さんが司会として出演されていました。
今回のトークイベントで特に興味深いお話しだったのが新潟ダルクの田中さんとASKの田村さんでした。チラシの田中さんのプロフィールにはなかなか日常では経験できないような経歴の持ち主ということがわかりますが、本人の話は当事者ならではの内容の濃い貴重なお話しを聴くことができました。「依存」に問題があるのではなく、「依存先」に問題があるのであって、人は依存しないと生きていけないといった内容のお話をされていました。人は生まれてから(生まれる前から)いろんな人やモノなどに依存しながら生きており、一人では生きることはできませんが、「依存症」の問題は薬物やアルコールなどに依存することで自分自身の心身を蝕むことだけでなく、他人との人間関係などを崩壊させる原因にもなりえることです。
「依存症」には誰しもかかる可能性はありえます。「依存症」は一度かかると一生付き合っていかなければなりません。「依存症」とうまく付き合っていくためにはそのための環境づくりや人間関係を構築していく必要があると思います。
ASKの田村さんは法務教官としても勤務されており、刑務所の内情、実情に詳しく、普段なかなか耳にすることができないようなお話しをされていました。出所者の社会復帰へ道に課題があり、社会復帰するためには「生活していく力=住むところ、食べるところ」が必要であり、まだまだ十分足りていない実情があるそうです。
「依存症」「障害」「不登校」などに対し、排他的な社会になるのではなく、人と人が上手に依存していき、それぞれの生き方を容認できるような社会になってほしいですね!!!