「助けて」言える社会に
2020年12月02日
先日放送されたNHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」を観ました。この番組は「8050問題」「ひきこもり死」がテーマでした。当事者支援が難しい最大の理由が「本人の支援拒否」と知っていましたが、改めて再認識させられました。また、当事者、当事者の家族が「助けて」という声が出せずに苦しんでいたり、社会との繋がりを拒み、「ひきこもり死」に至った人の話もありましたが、私自身、支援者、当事者家族として他人事ではありませんでした。
まだまだ世の中の風潮としては「不登校」「ひきこもり」を肯定的に捉えられてはいません。そういう風潮、空気感の中では「不登校」「ひきこもり」に負い目を感じてしまい、「助けて」と声に出せずに自分自身の問題として背負わざるを得ない人がまだまだ多くいらっしゃいます。
社会と繋がる前に人と繋がることが大切であり、人と人と繋がることで救われる「命」もあると思います。人と人とが繋がれる機会、環境をもっと作り、気軽に「助けて」と言える社会にしていきたいですね!!!!