「居場所」×「出会い」=「命」を紡ぐ!!

2021年10月25日

岩手県北上市で開催された「わらたねフェス」に参加してきました。
~あなたはあなたのままでいい 生きづらい人たちが創る音楽と笑いのステージ~というテーマで、音楽と笑いを通し、皆さんが心を通わすことが出来たハートフルで温かい雰囲気の素敵なフェスでした!!
今回のフェスの中でワラタネ代表の後藤誠子さんと生きづらいけど生きてやる系シンガーソングライター風見穏香さんとのトークもありましたが、トークの中で「居場所」「出会い」の大切さについてのお話しもされていました。最近の文科省の調査報告にもありましたが、子ども、若者の自殺数が昨年度(2020年度)は過去最多となりました。データの数字だけでは正直あまり実感がわかないかもしれませんが、身近な人が亡くなると数字の問題どころではなくなります。ワラタネの大切なメンバーの中の一人が先月自ら命を絶ちました。私自身は昨年のイベントで知り合って一年ですが、他のワラタネのメンバーにとっても大切なメンバーの一人でした。失った命はもう帰っては来ませんが、これ以上かけがえのない「命」を失いたくはありません。自殺まで至らなくてもいろんなことで悩み、苦しんでいる方は少なくありません。昨日のお話を聴いていて、自死に至る前に自分にとっての「居場所」や「出会い」に巡り合えることで「命」を紡ぐことが出来るのではないかと思いました。子どもたちや若者など生きづらい人たちにとっての「居場所」や「出会い」の機会を増やし、かけがえのない「命」を紡いでいくことが我々大人の責務なのではないでしょうか。
昨日のフェスでも感じましたが、「音楽」「笑い」の力は絶大です!!
今回はワクチンや仕事の関係でのんびりできませんでしたが、次回はもう少し余裕をもって北上を訪れたいですね!!