山口一郎“うつ”と生きる～サカナクション復活への日々～を観て

GW終わりましたね。今年のGWは天候に恵まれ、お出かけ日和でいろんなところで人出が多かったようです。また、米どころ新潟ではこの時期よくある田植えなどをしていた人もいました。昨年のGW明けに新型コロナウイルスが５類に移行しましたが、昨年はGW明けに不登校の人数が激増しました。昨年だけではなくGW明けは心身の不調が出やすく、不登校になったりしがちな時期であり、うつ病になったり、自死される方も増加する傾向にあります。

先日、NHKスペシャルで「山口一郎“うつ”と生きる～サカナクション復活への日々～が放送されました。リアルタイムでは観られなかったので録画したものを観ましたが、うつ病当事者としての山口一郎さんだけでなく、他のサカナクションのメンバーなどの考えや気持ちがとても伝わる内容で終始見入っていました。番組の題名にもなっている『“うつ”と生きる』というありのままの自分を受け入れていく生き方や考え方の大切さ、それを周りが理解していくことの大切さをとても実感させられました。

フリースクールとして居場所提供や相談支援などを通し、皆さんそれぞれの事情や背景がある中、不安や悩みといった生きづらさを抱えながら生きているということを実感します。生きづらさを抱える一つの要因としては当事者の周りの環境があります。当事者の事情や背景などを理解し、ありのままの自分を受け入れられる環境が今まで以上に必要だと感じます。

番組で山口一郎さんが「好きなことをあきらめない」と仰っていましたが、「好きなこと」をやれる環境作りも大切だと思います。生きづらさを抱えている人たちにはそもそもGW明けとか関係なく、辛い日々を送っています。無理して学校や会社に行くことで、自ら命を落とすことよりも、心身の不調を受け入れながら、休養したり、自分の好きなことに取り組める環境に身を委ねることができればと思います。

フリースクールヒュッゲは、GW明けて、いろいろと悩みや不安を抱え、生きづらさを抱えたり、学校、家庭以外の居場所を必要としている方などのご利用、ご相談のお申し込み、お問い合わせを受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

最後に、以前からサカナクションのファンでライブなども何度か行ったりしましたが、今回の番組を観て、ますますサカナクションのことが好きになりました。先日もサカナクションのベースの草刈愛美さんのイベントに参加してきましたが、そこでドラムの江島啓一さん、チームサカナクションのメンバーに直接会う機会がありました。その時、江島さんからサインを頂けただけでなく、江島さんやチームサカナクションの人たちと少しお話でき良かったです！！