ここは今から倫理です。

2021年03月03日

ここは今から倫理です。は原作は漫画ですが、NHKで土曜日の深夜に放送されているドラマです。この番組を観ていて毎回心に突き刺さる言葉が多く、いろいろと考えさせられながら観入っています。倫理をテーマとしたドラマなので毎回いろんな哲学者の言葉が番組で使われてますが、最近観たものではアメリカの哲学者ホッファーの言葉「他者への没頭は、それが支援であれ妨害であれ、愛情であれ憎悪であれ、つまるところ、自分から逃げるための手段である。」が使われました。
ホッファーは正規の学校教育を受けることなく、湾岸労働者として働きながら、読書と思索と執筆に励んだ哲学者です。ホッファーの言葉にもあるように「自己を忘れ、他者や社会に没頭する生き方」をホッファーは批判しています。今の日本の社会、学校などにも言えることなのではないでしょうか。ホッファーのように自分のために生き、自分のために勉強することは「自分自身」を大切にすることでもあります。
不登校、ひきこもりなどで悩んでいる方などいろいろと生きづらさを感じさせる要因の一つとして他者目線、社会目線というものがあります。社会や他者の前にまず自分目線を持つことも大切だと思います。
自分大切に!!!!たのしんだもの勝ち!