第8回・ワラタネット交流会に参加しました。

2021年06月14日

不登校、ひきこもりを考える人たちによる交流会「第8回・ワラタネット交流会」に参加しました。
今回はゲストに不登校新聞編集長 石井志昂さんをお招きし、開催されました。
石井志昂さんのお話しから会は始まりましたが、~不登校・ひきこもりの人が新しい一歩を踏み出す時のサイン~についてのお話しを聴くことができました。話の中で「心が回復するまでの地図(診療内科・名橋大二)」について具体的な事例をもとに話されました。不登校・ひきこもりの方が全員地図通りに行くわけではありませんが、一つの指標として客観的に判断でき、実用性が高いと思いました。また、石井さんのお話の言葉一つ一つから石井さんの優しいお人柄が伝わり、当事者経験者ならではのお話しが私も含め皆さんの心にスーッと入っていきました。特に石井さんの「大丈夫」という言葉に優しさと温かさと安心感を感じることができました(*^-^*)。
その後、主催者とゲストによるパネルディスカッションがあり、ワラタネの後藤誠子さんや生きづらい系シンガーソングライターの風見穏香さんたちや石井さんによって当事者経験者、当事者の親の立場からの数々の貴重なお話しを聴くこともできました。
パネルディスカッション後はグループディスカッションが行われ、私のグループは当事者の親、当事者の親から支援者になった方、引きこもり現役の方など様々な立場や背景をお持ちの方とディスカッションできました。不登校に対する世間の目や学校の対応がまだまだ厳しく、不十分であるといった話しや自分軸で生きていくことも大切さ、学校ありきではなく、学校以外の選択肢を増やし、「不登校」という言葉そのものを無くしていきたいという話しも出ました。
最後に全体での共有する時間があったのですが、ある当事者経験者の話しで「不登校はチャンスである」、「不登校に解決策を求めない」といった話しにとても共感を得ました。不登校を肯定的に捉えると共に、不登校になった原因を追究したり、解決策を求めていくよりも今の状況を受け入れ、それを踏まえてどうするかを考えていくことの大切さを知ることが出来ました。
最後の最後に生きづらい系シンガーソングライター風見穏香ことしーちゃんの「ひとでいたい(☜クリックするとYouTubeで聴くことができます)」が歌われました!!!本当に歌詞、歌ともに最高です!!!ぜひ皆さんにも聴いていただきたい歌です!!!
いろんな方からたくさんの学びを得ることができました。今回はZOOMでオンラインでしたが、次回は直接お会いしていろいろとお話しできればと思います!!!
貴重な機会を与えてくださった主催者の皆様と参加者の皆様には感謝しかありません。ありがとうございます!!!!

主催者
笑いのたねプロジェクト@岩手
後藤誠子 菅原光一
みんなの居場所ありのまま@千葉
内田美穂
*生きづらい系シンガーソングライター@茨城
風見穏香
不登校の道案内サイト未来地図 不登校を考えるひなぎくの会@福岡
大石くみ
ゲスト
不登校新聞編集長
石井志昂