10年経ちました...

2021年03月11日

東日本大震災から今日で10年経ちました。10年前の震災当日はは3月に予定されていた母校の吹奏楽部の定期演奏会の練習にOBとして参加してました。演奏会も近いということで三条市総合福祉センターをお借りして練習していました。震災前日も三条市総合福祉センターで練習をしていたのですが、震災の発生した同じ時刻くらいに他のセンター利用者やセンターの人と共に避難訓練を部員たちと一緒にしました。震災前にも宮城県沖を震源とする地震が多発しており、避難訓練を指導してくださった消防署の方から地震などの災害への心得をお話ししていただきました。その時はまさかその翌日の同時刻に東日本大震災が起きるとは思ってもいませんでした。
震災当日はちょうど全体練習をしていたのですが、地震の揺れに敏感な子が真っ先にこれ地震の揺れに気づき、その後、練習会場がギシギシと揺れ始めました。練習は中断し、楽器の片付けや部員の帰りの手配などをして部員の安全を確保してから帰宅し、自宅のテレビの映像にくぎづけだったことを記憶しています。
三条市もその前に水害で被災し、同年に長岡市を中心に中越地震で被災し、被災現場を目の当たりにする機会が何度かあり、いろんな方から支援を頂きました。10年前の東日本大震災程でなくても自然災害を経験し自然の前では神も仏もなく人間の存在はとてもちっぽけなものなんだと痛感させれます。何事も事前の準備が大切と言われます。災害を完全になくすことはできませんが、災害の前の準備をしっかりとすることで防災、減災で助かる命はあります。
震災の犠牲者に哀悼の意を捧げると共に今生きていられることに感謝いたします。
Pray for you!