7月13日...
7月13日...今から21年前に三条市などを中心に水害がおきました。21年前の2004年は水害のみならず長岡市を中心に中越地震もおき、新潟県は1年に2度の自然災害に見舞われました。
三条市の水害は私自身が初めて身近に経験した自然災害でした。私の自宅はなんともなかったのですが、私の母校も含め、被災された地域の悲惨な状況を未だに忘れることはできません。
この年は私自身にとってもターニングポイントの一つであり、この年、母校の吹奏楽部のOBとして、指揮者となり、コンクールデビューもしましたが、7月の水害はコンクール直前におき、母校も被災し、打楽器などの楽器も水害に見舞われました。また、当時の部員にも被災者もおり、コンクールどころではない状況でした。
練習場所の確保、水害に会った楽器の件、被災された部員たちやその家族をとりまく状況など厳しいものがありましたが、それでも部員たちの頑張りや周りの人たちのサポートもあり、なんとかコンクールに出場することができました。
コンクール本番は音楽ができる喜びと部員たちのがんばりやこれまで支えて下さった方々への感謝などの気持ちを込めて、一音、一音に魂を込めて演奏しました。
今現在もいろんなところで自然災害は起きており、自然災害の脅威を実感させられます。人間は自然の前ではちっぽけな存在ではありますが、一人一人の命の重みはとても大きいです。不登校であろうとなかろうとひきこもりであろうとなかろうと障害があろうとなかろうとその人一人一人の人生は一度限りです。
その一度限りの人生をその人らしく生きることができる環境作りを私なりに今後も続けていければと思います。
音楽も人間も(ラーメンも(笑))大好きな私の独り言でした。
写真は17年前くらいのものです。今、この写真を見せると別人と言われ、ほぼほぼ疑われますが、正真正銘、本人です(笑)。
