学校 行きたくない

2021年06月16日

先日、NHKで「若者たちに死を選ばせない」という番組が放送されました。昨年(令和2年)自殺した10代、20代の人数は3,298人で、令和元年と比較して、この年代の自殺死亡率が大きく上昇しています。また、~9歳までの自殺した人数も777人と過去最高の人数でした。
コロナ禍以前からも若者の死因の第一位が自殺でしたが、コロナ禍で社会情勢が変わったりし、ますます若者を自殺へと追い込んでいる状況です。最近はAIを使って今までのデータを分析したりできるようになってきましたが、まだまだ根本的解決には至っていません。夏休みなどの長期休業明けに自殺の数が増える傾向にコロナ禍以前からありましたが、昨年の緊急事態宣言による一斉休校や長期休業明けも自殺数が増加し、増加傾向がしばらく続いてました。それだけでなく、自殺数が増加する時期に「学校 行きたくない」という検索ワード数も増加してるそうです。実際、ヒュッゲも長期休業明けの不登校関連の相談は増えました。
世の中に生きづらさ、息苦しさ、閉塞感を感じつつ生きている人もたくさんいます。自殺は他人事ではありません。「すべての命に意味がある」と信じ、自分の出来ることをしていきたいと思います。