1,000,000

2020年12月25日

今日はメリークリスマスな日ですね。クリスマスとは全然関係ない話ですが、なんで三桁ごとにカンマを付けるのかが気になり調べてみました。このカンマは明治時代から使われており、なんと算用数字が使われるようになったのも明治時代からで江戸時代までは漢数字のみだったそうです。
この算用数字とカンマを日本に取り入れたのはあの一万円札の福沢諭吉です。漢数字に比べると算用数字は見ただけで数字の桁の規模が分かりやすいという利点があり、複式簿記も福沢諭吉により導入されたそうです。
なんで三桁ごとにカンマの区切りがついているかについてですが、日本では4桁のほうが区切りやすいですし、算数で桁を教えるときに4桁ごとに区切って桁を教えることもあります。それでも三桁ごとのカンマになっているのは西洋の数字の数え方を取り入れたからだそうです。日本では一、十、百、千、万、億といった感じで桁が変わっていきますが、西洋ではthousand(1,000)、million(1,000,000)、billion(1,000,000,000)といった感じで1,000倍するごとに桁が変わります。
そのため3桁ごとに区切りがあるようになっています。明治時代に取り入れられた文化や制度が現代にも続いていることに驚きですが、さらに驚いたことが分かったのですが、カンマと小数点が国により反対の意味となっています。日本やアメリカなどでは1,234は千二百三十四、1.234は一点二三四となりますが、ドイツなどでは1.234が千二百三十四、1,234が一点二三四になるそうです。
当たり前だと思っていたことが当たり前でないことがいろいろとあるんですね!!!
正解は一つでないように生き方だって一つではない!!その常識が非常識にいつでもなりうることを学びました。
あらためてブログの内容とは関係ありませんがメリークリスマス!!!
(写真はカトリック関口教会の東京カテドラル大聖堂です。名前と建造物に惹かれて以前立ち寄りました(笑))