「第1回学びの保障に向けた地域連携勉強会」開催。
7月27日、長岡市まちなかキャンパスで開催された**「第1回学びの保障に向けた地域連携勉強会」**に参加しました。
主催は**新潟県フリースクール連携協議会**。
総合司会は**個別学習キミイロ代表 山田里美さん**、開会挨拶は**新潟県フリースクール連携協議会代表・NPO法人学びスペースあうるの森代表 山田竹紘さん**が務められました。
第一部では**文部科学省 初等中等教育局 児童生徒課 生徒指導室長 総崎由希様**による講演が行われました。
テーマは、
**「学びの保障に向けた地域連携」**。
学校・行政・民間がそれぞれの立場から、子ども一人ひとりに合った学びをどう保障していくのかについて、非常に内容の濃い学びの時間となりました。
現在、全国の不登校児童生徒数は**35万人を超え、12年連続で過去最多**となっています。
一方で、新たに不登校になる子どもの数は9年ぶりに減少し、増加率も鈍化していることが紹介されました。
しかし、その一方で約4割の子どもたちは学校内外の専門的な相談や支援につながっていないという現状もあります。
講演の中で特に印象に残ったのは、文部科学省が改めて示した
**「支援の目標は学校へ戻すことではなく、子どもが自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立すること」**
という考え方です。
これは私たちフリースクールが大切にしてきた理念とも重なるものでした。
現在、国ではCOCOLOプランのもと、
✅ 校内教育支援センター
✅ 学びの多様化学校
✅ 教育支援センター
✅ フリースクール
など、多様な学びの場を充実させる取り組みが進められています。
また、フリースクールでの学習は条件を満たせば**出席扱いや成績評価の対象**になることも改めて説明されました。
第二部では、
**「子ども一人ひとりに合った学びを保障するために、学校・行政・民間はどのように連携し、その連携を地域の仕組みとして実現できるか」**
をテーマにクロストークが行われました。
登壇者は、
- 総崎由希様(文部科学省)
- 金澤俊道教育長(長岡市教育委員会)
- 斉京四郎県議会議員
- 山田竹紘(新潟県フリースクール連携協議会代表)
コーディネーターは**小林友梨さん**が務められました。議論の中で何度も出てきた言葉が、
**「顔の見える関係づくり」**
学校、行政、フリースクールがお互いを知り、信頼関係を築くことが、子どもたちへの切れ目のない支援につながるという共通認識が示されました。
また、山田代表からは、
**「フリースクールは、自分で調べた人しかたどり着けない」**
という現状も共有されました。
学校の教育相談では、公的機関は紹介されても、民間のフリースクールが十分な選択肢として紹介されない現状があります。
だからこそ、私たちフリースクール自身も支援の質を高め、行政や学校から安心して紹介していただける存在になる努力を続けていかなければならないと改めて感じました。
閉会では、**フリースクールロビオキ代表 野口治さん**より、
「大切なのは、子ども一人ひとりが自分に合った学びの場を選べる地域であること」
という言葉で締めくくられました。
今回の勉強会を通して改めて感じたのは、**「学校か、フリースクールか」ではなく、「その子に合った学びの場はどこか」を社会全体で考える時代になってきている**ということです。
フリースクールヒュッゲも、その選択肢の一つとして、これからも子どもたちと保護者の皆さんに寄り添いながら、学校・行政・地域と連携し、一人ひとりの「自分らしい学び」を支えていきたいと思います。

