11月に入り、今年もあと2ヶ月を切りました。年々時が過ぎるのを早く感じますが、今年は特に早く感じました。年初からは世界的にも想像できない状況となり、未だにコロナ禍の収束が見えません。不登校の状況も年々悪化しており、今年はコロナ禍でさらに状況は厳しくなっています。
学校も臨時休業を余儀なくされ、大幅に授業時間数が減り、学校再開後は今までとは違った生活様式の中で遅れている授業を取り戻すことに忙殺され、精神的にも、肉体的にも大変だそうです。そういう状況で先生たち(を含む我々大人)の中には精神的余裕がなく、子どもたちに対しイライラをぶつけている方もいると子どもたちから耳にすることもあります。
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先日の三条市教育委員会主催「不登校支援を語る会」に参加した件でのお礼状を三条市教育委員会様から頂きました。ここに書かれていることはとても素晴らしいことだと思います。形式的ではなく実践していけるように官民ともに歩んでいければと思います(*^-^*)
さらに個人的所感を述べさせていただくといかにも行政的な文章だなと感じました(笑)
まあ、どんな形であれ、これからの未来を担う子どもたちのためになればいいんですけどね!!
私自身もこれからもできることを続けていきたいと思います!!!

本日の新潟日報に「オンリハ」が紹介されました。「オンリハ」は不登校の当事者による当事者のための当事者の語り場です。設立したのは不登校当事者である中学3年生のリサさん(仮名)です。不登校生自らが当事者の集いを作るのは全国でも珍しいことですが、当事者同士が語りあえる場があるのはとても素敵なことだと思います。
詳細は新潟日報の記事をぜひご一読していただければと思います。
お問い合わせは紙面のQRコードからオンリハのLINEに友達登録するか、ゆきわりの会のホームページへ。

SDGs

2020年10月27日

まるごと県央!11月号(☜詳細はこちらをクリック)のSDGs関連の特集にフリースクールヒュッゲを紹介していただきました。SDGs(持続可能な開発目標)とは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
不登校はSDGs以前からありますが、年々、不登校の人数は増加しています。特に今年はコロナ禍の影響でさらに増加すると思われます。不登校は学校だけではもう対応できません。今までの学校のあり方を見直し、官民の垣根を越えて、これからの学校のあり方や子どもたちを取り巻く環境、多様な学びの場や居場所について考えていく必要が求められています。
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先日、主催:三条市教育委員会 共催:心と学びの相談・支援センターの「不登校支援を語る会」に民間の支援機関・団体として参加してきました。当事者の保護者は10名くらいの参加であとは教育委員会関係や公設の支援機関の人なども10名くらい参加されていました。我々、「フリースクールヒュッゲ」、「不登校児・家族支援seizei(せいぜい)」、「ゆきわりの会(不登校生親の会)」の民間は第2部からの参加で自団体の紹介のみでした。
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61万2496件(前年度比6万8563件増)、18万1272人(前年度比1万6744人増)、前者が2019年度の小中学校・高校・特別支援学校でのいじめの認知件数、後者が2019年度の小中学校の不登校数で、それぞれ過去最多でした。
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久々にプロフェッショナル仕事の流儀を観ました。今回は「非行の根っこに寄り添う~少年育成指導官・堀井智帆~」さんの仕事に密着でした。問題行動を起こす思春期の少年少女を逮捕するのではなく、立ち直りを支援する「警察職員」という職業があり、堀井さんはその中で「少年育成指導官」というお仕事をされています。「少年育成指導官」は大人を拒絶する少年少女たちの心を開き、更生へと導く仕事です。
堀井さんの子どもたちとの係り方に「大人像をぶっ壊す」という考え方にはとても共感しました。私自身もフリースクール、不登校支援などで子どもたちと係ることが多いですが、既存の大人像で子どもたちに接することではなかなか心を開いてくれない経験をしたり、見聞きしてきました。
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木村泰子さん×西郷孝彦さん 対話・対談から生まれる学校の新しいカタチ~子どもも先生も幸せな学びのあり方とは?~に参加しました。今回はコロナ禍による影響で会場に直接参加せずにオンラインでの参加でしたが、木村さん、西郷さんのお元気な姿を拝見し、いろんな方とお話しすることができました。学校の先生の参加も多く、学校現場からのこれからの学校のあり方を聴くこともできました。
木村さん、西郷さんのお二人のお話はとても有意義でためになるお話しでしたが、木村さんのお話の中で「これからの新しい学校の形を作るためには新しいものをつくりだすという考えではなく、いらないものをなくしていくことが大切」といった内容のお話がとても衝撃的でした。
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新潟県教育委員会主催による適応指導教室・訪問指導合同研修会に参加してきました。この研修会は市町村の教育委員会担当者、市町村適応指導教室・訪問指導に携わる方、生徒指導に係る加配教員、民間の団体、教育事業所担当者主事、スクールソーシャルワーカーが参加対象者となっている官民連携の合同の研修会です。昨年は全県単位で開催されましたが、今年はコロナの関係で上・中・下越の三ブロックに分かれて開催されました。私は中越ブロックに参加しましたが、40名近い方が参加されていました。
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今月は三条東公民館にてゆきわりの会10月定例会が開催されました。今回は12名の参加でそのうち2名の方が初めての参加でした。今回からゆきわりの会も新体制となりましたが、久々の和室で開催され、新しく参加された方のお話を中心に当事者や経験者の話を交えながらあっというまに三時間という時間が過ぎました。ゆきわりの会はゆるーくお話をしていく会です。その雰囲気の中でそれぞれの不安、悩み、思いなどを皆さんお話しされますが、ゆきわりの会の終了後の皆さんの表情がとても柔らかくなっているのがいつも印象に残ります。今回はゆきわりの会終了後、予期せぬトラブルが生じましたが、トラブル解決までのアディショナルタイムに残った人たちで悩みを相談したり、思いを共有したりすることができました。
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